活動紹介

【終了】東京湾北部地震の帰宅問題を考えるシンポジウム、3月9日(金)14時~

このイベントは終了しました

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 帰宅困難者問題シンポジウムのお知らせ

 

効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議(事務局:災害救援ボランティア推進委員会内)では中林一樹(明治大学特任教授)を中心に「東京湾北部地震時の帰宅問題を考える」をテーマに下記シンポジウムを開催します。チラシは こちら からダウンロードできます。

●日時:3月9日(金) 14時00分~16時30分

●会場:明治大学 リバティタワー2階 1021教室、アクセス JR「御茶ノ水駅」から徒歩5分

●参加費:無料

●内容:

[主旨説明]

「東京湾北部地震の被災様相と帰宅問題」・・・・・ 中林一樹(明治大学特任教授)

[報告]

東京都における滞留者対策の検討・展開 ・・・・・醍醐勇司(東京都危機管理監)

千代田区の帰宅困難者対策とこれからの展開 ・・・石川雅己(千代田区長)

大丸有地区防災隣組と帰宅問題の取り組み ・・・・合場直人(大丸有協議会幹事長)

帰宅問題の基本「安否確認」をどうするのか ・・・山本康裕(NTT東日本)

大学はどのように帰宅困難者を受け入れたか ・・・松橋公治(明治大学副学長)

※順不同

[報告による討論]

司会・・・中林一樹(明治大学特任教授)

 

お申込みは 03-6822-9900 まで(お名前とご所属をお伝えください)

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【終了】3/9(金) 日本版シェイクアウト訓練、参加者を募集

このイベントは終了しました

日本版シェイクアウト訓練、千代田区で実施(3月9日)

 千代田区は3月9日(金)、区内各所で『シェイクアウト訓練』を実施します。同訓練は米国カリフォルニア州で実施されている「Shake Out」訓練の日本版として実施されます。訓練に関する詳細やお申込みについてはは公式ホームページ(http://www.shakeout.jp/)をご覧ください。公式ホームページからは、シェイクアウト訓練のパンフレットもダウンロードすることができます。ご家庭の防災対策などでご活用ください。

【終了】防災キャンプイベント(3/17-3/18,東京・有明)

※以下、東京臨海広域防災公園ホームページより

 

まもなく、3月で東日本大震災から一年が経とうとしています。東北地方のみならず、東京においても被害が多数発生し、近隣の浦安地区では電気・ガス・水道のストップが数週間続きました。そのような状況を踏まえて、東京臨海広域防災公園では、キャンプの道具や技から防災について学ぶ「アウトドア防災ミーティングinそなエリア東京」を開催します。日ごろから被災した際に役立つよう、生きる力と知恵を身につけましょう。

1.アウトドア防災ミーティングinそなエリア東京

(1)日 時  平成24年3月17日(土)~18日(日)   11:00~16:00 ※雨天決行
(2)場 所  東京臨海広域防災公園 エントランス広場
(3)内 容  アウトドアグッズの展示と災害時の使い方レクチャー、ワークショップなど
(4)費 用  無料

2.親子で宿泊・そなエリアぼうさいキャンプ

  ~ただいま参加者募集中!!~

(1)日 時  平成24年3月17日(土)13:00集合(10:00受付開始)、3月18日(日)12:00解散
※雨天決行
(2)場 所  東京臨海広域防災公園 多目的広場
(3)内 容  1泊2日の防災キャンプ体験(各自のテントで宿泊していただきます。)

防災とキャンプに関する講座やワークショップ、

保存食を災害時に活かすレクチャーなどを行います。(予定)
(4)定 員  親子20組(申込み多数の場合は抽選にて決定)
※1組は、ご持参のテントに宿泊可能な人数です。
※お子様は、小学生以上となります。

(5)費 用  無料

(6)申 込  申込用紙に必要事項をご記入の上、
FAXまたはメールにてお申し込みください。
受付期間:1月14日(土)~2月10日(金)

申込先:FAX 03-3529-2188
メール info-bousai@seibu-la.co.jp
ご不明な点については
東京臨海広域防災公園管理センター(電話 03-3529-2180)へ
お問い合わせください。

【協 力】 アルゴアクティブ㈱、㈱小川キャンパル、災害救援ボランティア推進委員会、日本セイフティー㈱、㈱ハイライフ、(有)ビーネイチャー、㈱丸紅フットウェア、ヤマトインターナショナル㈱、ユニバーサルトレーディング㈱  (五十音順)

【SL向け】2012年3月の運営委員会・各部会案内

<第82回SLネットワーク運営委員会>

2012年3月1日(木) 13:30~

委員長挨拶、今後の活動方針について、活動報告 他

★SLネットワークについては こちら から

 

<情報部会>

2012年3月14日(水) 13:00~

陸上自衛隊視察、3月7日までに事務局へ連絡ください。定員20名 他

 

<福祉部会>

2012年3月9日(金) 14:00~

明治大学危機管理研究センター 中林教授による講演会 他

会場:明治大学リバティタワー、事前申込みは不要

<応急部会>

2012年3月15日(木) 13:30~

24年度部会内容計画策定、事務局会議スペースにて

 

★部会とは「上級講座」を修了したSLによるグループです。毎月、定例の学集会を実施しています。

【イベント】そなエリア春のボウサイウィーク(3月3日~18日)

東京臨海広域防災公園
平成24年3月3日(土)~3月18日(日)
「そなエリア 春のボウサイウィーク」のご案内

 

東日本大震災から1年、日ごろからの防災を心がけるために

●概要
東京臨海広域防災公園では、平成24年3月3日(土)~3月18日(日)の期間で『そなエリア 春のボウサイウィーク』を開催します。
平成23年3月11日に起きた東日本大震災、まだ皆さんの記憶に新しいことと思いますが、時を経ても、あの記憶を忘れないために、また、大規模災害に対処する心構えの育成や、家庭での備えについて再確認するきっかけづくりとするために、様々な展示や参加型イベントを用意する予定です。ぜひお越しください。

『そなエリア 春のボウサイウィーク』
●日時 平成24年3月3日(土)~3月18日(日)
●内容

1.「今を生き、あしたを拓くために」~報道カメラマン冨田きよむ写真展~【3/3~3/25】

【日 時】3月3日(土)~3月25日(日)

【場 所】そなエリア東京 エントランスホール

【内 容】 有珠山被災者でプロカメラマンの冨田きよむ氏が東日本大震災の被災地に入り、記録・撮影した現地写真を期間限定で展示いたします。また、冨田氏の被災地写真を交えて、シンガーソングライターの加藤登紀子さんが歌う被災地応援ソング「今どこにいますか」を同時放映します。

2.講演会「東日本大震災 被災者が語る」~3.11当日からの避難所生活と仮設生活~【3/3】

【日 時】3月3日(土)15:00~16:30

【場 所】そなエリア東京 2Fレクチャールーム

【内 容】石巻市の避難所1200名のリーダーとして奮闘された高橋誠氏にお越しいただき、被災地での生活を語っていただきます。復興までの長い道のりの中で、実際に何が必要なのか、私たちに出来ることは何なのか等、皆で考えることが出来ればと思います。

【参加費】無料

【定 員】先着50名(事前申込)

【申 込】お名前、ご連絡先、タイトルをご記入の上、電話、FAXまたはメールにて
お申し込みください。
申込先:FAX 03-3529-2188  メール info-bousai@seibu-la.co.jp
お問い合わせ:東京臨海広域防災公園管理センター 03-3529-2180

【講 師】高橋誠(現 キャンナス東北 石巻事務所 所長)(宮城県石巻市立渡波小学校 避難所 館長)

3.講演会「今を生き、あしたを拓くために」【3/4】~歌手・加藤登紀子さん・報道カメラマン・冨田きよむさんをお迎えして~

【日 時】3月4日(日)15:00~17:00
【場 所】
【内 容】東日本大震災で、大地震や津波に遭いながらも懸命に、復興に向   かって一歩ずつ歩き始めた方々を、歌手である加藤登紀子さんは歌で、そして報道カメラマンの冨田きよむさんはその様子を記録して多くの方に知らせ
ることで、今日まで応援し続けてこられました。
現地に行かれて感じたお二人の想いや、被災地の現状、そして多くの
方に伝えていきたいことなどをお話いただきます。
【参加費】無料
【定 員】先着100名(事前申込)
【申 込】お名前、ご連絡先、タイトルをご記入の上、電話、FAXまたはメールにて
お申し込みください。
申込先:FAX 03-3529-2188  メール info-bousai@seibu-la.co.jp
お問い合わせ:東京臨海広域防災公園管理センター 03-3529-2180

4.大地震の揺れを体験しよう~免震装置付地震体験車~【3/3~4】

【日 時】3月3日(土)~4日(日)09:30~16:00
【場 所】東京臨海広域防災公園 エントランス広場
【内 容】阪神・淡路大震災や東日本大震災など、大きな地震の揺れを
体験してみよう。免震装置の効果も分かります。
【参加費】無料
【協 力】ナイス株式会社

5.「災害救助犬フェア2012」【3/10】

【日 時】3月10日(土)10:00~16:00
【場 所】東京臨海広域防災公園 エントランス広場
【内 容】災害救助犬の訓練や模範演技、東日本大震災での活動な どを紹介。また訓練士による無料しつけ教室も開催します。
【参加費】無料
【協 力】NPO法人災害救助犬ネットワーク、㈱レスキューナウ危機管理研究所

6. 緑の国へ「稲本正」氏講演会 【3/17】~3.11の震災から1年経た今考える後の日本の復興の形とは~

【日 時】3月17日(木) 10:30~12:00
【場 所】そなエリア東京 2Fレクチャールーム
【内 容】3月11日に発生した東日本大震災から1年経過した今、東日本の復興、そして日本の再出発に必要なアクションとは何か?持続可能な循環型社会を目指す、新たな日本の在り方として「緑の国プロジェクト」を始め東北の復興「合掌の家」の実例等を提言します。
【参加費】無料
【定 員】100名(事前申込)
【講 師】稲本 正
【申 込】お名前、ご連絡先、タイトルをご記入の上、電話、FAXまたはメールにて
お申し込みください。
申込先:FAX 03-3529-2188  メール info-bousai@seibu-la.co.jp
お問い合わせ:東京臨海広域防災公園管理センター 03-3529-2180
<講師プロフィール 稲本 正氏>
作家、工芸家。1945年富山県生まれ。立教大学に勤務後、1974年に「人と自然、道具、暮らしの調和」を求めて工芸村「オークヴィレッジ」(岐阜県高山市清見町)を設立、代表となる。お椀から建物まで幅広い工芸を展開する一方、植林活動を行い地球環境における森林生態系の重要性を発信し続ける。

7.アウトドア防災ミーティングinそなエリア東京 【3/17~18】

【日 時】3月17日(土)~18日(日) 11:00~16:00 ※雨天決行

【場 所】東京臨海広域防災公園 エントランス広場
【内 容】アウトドアグッズの展示と災害時の使い方レクチャー、ワークショップなどを行います。
【参加費】無料
【協 力】アルゴアクティブ㈱、㈱小川キャンパル、災害救援ボランティア推進委員会
日本セイフティー㈱、㈱ハイライフ、(有)ビーネイチャー、㈱丸紅フットウェア、
ヤマトインターナショナル㈱、ユニバーサルトレーディング㈱    (五十音順)

【イベント】首都直下地震防災・減災特別プロジェクト最終成果報告会

首都直下地震防災・減災特別プロジェクト・最終成果報告会

(ホームページ http://www.bosai.go.jp/hyogo/syuto-pj/houkokukai1.html )より

首都直下地震に備えて

本成果報告会は、文部科学省の委託研究「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト(H19-H23)」の最終成果を一般市民および防災の専門家にわかりやすく伝え、成果物の利用促進および社会還元の加速を目的としています。

 

 開催概要
1.主催:東京大学地震研究所、(独)防災科学技術研究所、京都大学防災研究所、文部科学省
2.日時:平成24年3月8日(木)13時30分~17時15分
3.場所:東京大学安田講堂
4.参加費:無料
5.定員:600名(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加申込みは上記ホームページより直接行ってください。
プログラム(予定)
 12時30分  受付開始

第一部:講演会

 13時30分  開会
 はじめに 文部科学省
 趣旨説明 本蔵義守PD
 13時45分  基調招待講演:「東京都の地震防災対策」 東京都
醍醐勇司危機管理監
 14時10分  サブプロ①:「首都直下地震を引き起こすしくみ」 東京大学
平田直教授
 14時45分  サブプロ②:「長周期地震動による建物被害と病院の業務継続」 防災科研
佐藤栄児主任研究員
 15時20分  サブプロ③:「首都直下地震による社会の影響と復旧・復興」 京都大学
林春男教授
 15時55分  休憩(20分)

 当日、演題は変更される場合がありますが、ご了解下さい。

第二部:パネルディスカッション「首都直下地震に備えて」

 16時15分  パネラー:醍醐危機管理監、平田教授、佐藤主任研究員、
林教授、本藏PD
 17時15分  閉会
第3回 効果的な防災講演会・研修を開催するには

宮﨑 賢哉(ミヤザキ ケンヤ)

災害救援ボランティア推進委員会 主任

本講では地域や学校で防災講演会や研修を行う際のヒントをご紹介します。


●本講の内容

1)防災講演会・研修会を担当することになった!

2)参加者は何を知りたいのか?

3)講師に何を期待するのか?

4)日程・予算・内容を詰める

5)当日、事後調査はしっかりと

【1】防災講演会・研修会を担当することになった!

▼2011年3月11日の東日本大震災以降、多くの方が防災や災害について改めて考えられたことと思います。事実、地域、学校、企業等で防災講演会や研修会を開催する機会も増え、本会への講師派遣依頼も増えています。ですが、なかにはこれまで防災についての講演会や研修会を企画したり、依頼したりすることが無い場合も多いというのが現状ではないでしょうか。

▼これまで多くの皆様からの講演会・研修会のご相談を受けてきました。その経験から、本講では初めて防災講演会や研修会を担当することになった方のためのヒントをご紹介します。「参加してよかった!」と言っていただけるような素晴らしい講演会や研修会を企画するお手伝いができたら幸いです。

【2】参加者は何を知りたいのか?

▼後述しますが、防災講演会や研修会の難点は「防災」のテーマが大変幅広いということです。往々にして「とりあえず、防災全般についてお願いします」ということになりがちですが、依頼される側、講師からすると「いったいどの視点・段階での防災なのか?」ということが分かりません。講師がそんな状態では、一般論や抽象的な話題に終始せざるを得ず、参加者の方の満足感はありません。せっかく時間を割いて参加していただくのですから、納得のいく話をして欲しいですね。

▼そこで大きく2つの視点からを考えます。もし現時点で講演会や研修会を検討されている方は、ぜひメモをご用意して書き出してみてください。

【主催者として、参加者に何を伝えたいか(学ばせたいか)】

【参加者は何を知りたいか(学びたいか)】

①あなた(担当者)が参加者に1番伝えたいことは何ですか。1つ~3つくらいにまとめてください。

②そのことは、参加者があまり知らないことですか。知っているだろうけどより詳しく伝えたいということですか。

③あなた自身はそのことについてどの程度の理解がありますか。

④これまでに参加者がそのことについて学ぶ機会はありましたか。あったとしたら何が足りなかったのでしょうか。

ある程度まとまってきたら、次は講演会のテーマを決めてみましょう。

▼「防災」を整理するのに、こんな考え方もあります。

【「生き残る」ための防災か 】、【「生き抜く」ための防災か】

非常食の準備だけしても、倒れてくる家具から身を守ることはできません。家具の転倒防止だけをしても、避難生活でお腹の足しにはなりません。地震から「生き残る」、つまり死なないための防災なのか、「生き抜く」、つまりとりあえず助かったとしてその後の避難生活を生き抜くための防災なのかを整理することが大切です。もちろん両方大事ですが、どちらの視点を重視するかによってテーマは変わってくることでしょう。

【3】講師に何を期待するのか?

▼意外と多いのが「テーマは先生にお任せします」という依頼です。頼まれる講師にもよりますが、なるべく主催者や参加者の意図に沿うように、と考えるとこれほど難しいテーマもありません。なぜなら【2】が分からないからです。僕の場合、こうしたお話があるとひとつひとつ、【2】のような質問を担当者の方とやりとりしながら内容を詰めていますが、依頼してから考えるのでまとまりきらないことも多いものです。依頼の前からある程度、考えがまとまっていると、具体的なご提案などもしやすいのですが…。

▼皆さんはすでに【2】について考えられていますので、それをヒントにテーマを考えてみます。具体的な演題まではいかなくても、参加者が一目で講演会や研修会の意図が分かるようなものが良いでしょう。【防災講演会】でも構いませんが、参加者からするとせめてサブタイトルくらいは欲しいものです。これは個人の好みや対象者の世代なども影響しますので、主催者の方でいろいろと考えていただくのが良いかと思います。

【防災講演会・研修会のテーマ(例:地震災害への備え)】

○家庭でできる防災対策(住民向け) ○学校が避難所になったら(児童生徒向け) ○災害ボランティア活動(全般)

○地域でできる防災対策(住民向け) ○帰宅困難者対策  ○避難生活のポイント  など…

▼ある程度テーマはまとまりましたか。では、そのテーマや【2】について講師にしっかりと伝えましょう。一言に講師といっても幅広く、専門性や経験には差があります。例えば、地震研究で有名な先生にボランティア活動や避難生活について依頼する、というのは間違いではありませんが分野が違いますね。逆に、ボランティア団体の人に地震研究の詳細を話してもらうのも無理があります。主催者の意図、参加者の希望、テーマをしっかり伝えることで、講師を依頼される側も判断がしやすくなります。割と手間のかかる作業かもしれませんが、参加者から「期待していたのとぜんぜん違う!」と途中退席されるような事態を防ぐためには大事な作業です。

【4】日程・予算・内容を詰める

▼次は日程を詰めます。講師のスケジュール、参加者の都合なども勘案します。できればこれまでの講演や研修なども参考にして、参加者が集まりやすい日程をいくつか(最低3日程度)ピックアップして、講師に打診してみるのが良いでしょう。それで合わなければ講師スケジュールと調整していく、というのが良いかと思います。

▼予算については悩みのタネであり、一番心配されるところかと思います。これまでの防災ミニ講座でも少しご紹介しましたが、予算が十分に取れない場合は市区町村防災課や消防署などに依頼するのが良いでしょう。テーマがしっかりしていれば、ある程度対応してくださることと思います。テレビや雑誌で著名な先生になれば5万、10万など当たり前の世界ですから、よほど潤沢な予算が無い限りは難しいかもしれません。ですが、意図や趣旨がはっきりししていれば情熱で受けてくださる可能性もあります(あくまで可能性ですよ!)。ダメもとでアタックしてみても良いでしょう。参考までに、本会では講師謝礼についてはなるべく皆様のご都合に併せています。特に教育機関からの依頼については柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。

▼さて、いよいよ内容ですが形式にも様々なものがあります。大きく分ければ話を聴くだけの講演会とワークショップ(みんなで目的をもって作業する)が取り入れられた研修会などです。これはテーマや時間、会場などに左右されますので、講師と調整されるのが良いでしょう。また、防災ミニ講座でも過去の講演・研修の事例などをご紹介したいと思います。

【5】当日、事後調査はしっかりと

▼いろいろ準備した講演会もいよいよ当日を迎えました。担当者の方も緊張しますね。

①講師と打ち合わせは十分に行われていますか。講演や研修の意図は伝わっていますか。

②使う機材(プロジェクターやパソコン、音響機器)は整っていますか。故障したりしていませんか。

③参加者の会場案内、講師の誘導などは大丈夫ですか。

④緊急連絡先は講師に伝えてありますか。講師の連絡先も確認済みですか。

▼最近の施設であればパソコン、プロジェクターが使える場合がほとんどですが、講師によってはこだわりのある方がいます(こういう配置にして欲しい、パソコンを持参したい等)。当たり前ですが事前確認が必要です。また、意外に担当者自身が設備を使ったことがないというケースも多いです。いざパソコンをプロジェクターにつなげたら画面が出ない、音がでない!というケースは僕の経験から10回中3回くらい起こります。たいていその場で調整できますが、結局どうにもならなくて・・・なんてことも。専属のスタッフをつける、予め機器のチェックをするなどの準備もしておきましょう。

▼講師や参加者が交通機関の影響を受けることもあります。気の利いた講師ならそんな場合の対策として予備のワークシートを配布しておいて、参加者の方に書いてもらうなどの対策も用意していますが、なるべく避けたい事態です。打ち合わせの時間を少し早めに取るなど時間に余裕を見ておくと良いでしょう(最低、30分前には会場入りをお願いする等)。

▼何とか無事に講演会、研修会も終わりました。参加者の表情はどうですか。寝ている人ばかり、なんてことはありませんでしたか。最後に参加者の皆さんにアンケートなどを書いてもらうこともお忘れなく。主催者、講師ともに参加者から教えてもらうことは本当にたくさんあります。アンケートは言わばより良い講演会・研修会のための参考資料でありテキストなのです。それを作らないのは本当にもったいない!

 


皆さまの防災講演会・研修会がより良いものになることを祈念しております。本会への防災講演会・研修会のご相談は「お問合せ」またはお電話(03-6822-9900)まで!