講座案内

講座カリキュラム講座カリキュラム

基礎講座について

基礎講座は3日間を原則として、「基礎講座の教育方針」にもとづいて
次のカリキュラムで開催されます。詳細は各講座の募集要項をご覧ください。

講義

  • 災害救援ボランティアの基本
  • 災害と防災対策の基本
  • 出火防止と初期消火
  • 災害ボランティアの安全衛生
  • 地域・大学等での自主防災活動
  • 大規模地震災害の事例 など

実技

  • 応急手当活動(上級または普通救命技能講習)
  • 災害模擬体験と実技
    • 地震体験・煙体験・初期消火体験
    • 簡易救出活動(神奈川・千葉講座 等)
    • 放水訓練(神奈川・千葉講座 等)
  • ロープワーク(神奈川・千葉講座 等)
  • 家具転倒移動防止体験講習(神奈川講座)

討議・演習

  • 災害時の決断力
  • 地域での防災活動(千葉講座)
  • 災害時のリーダーシップと安全衛生(東京講座)
  • 災害ボランティアセンターロールプレイング(東京講座)
  • 防災グループワーク(神奈川講座)
  • HUG:避難所運営ゲーム(神奈川講座)

2013年4月現在



上級講座について

上級講座は基礎講座を修了して、委員会本部に登録した人が受講することができます。
目的は「身近な人たちと協力して普通の人が災害事象への対応ができる能力の取得とボランティア・リーダーシップを身につけること」にあります。
また、第13期上級講座から「地域防災インストラクタープログラム」科目を追加し、インストラクターとして地域防災を担える資質を有する人材の養成も始めました。

講義部分
  • 上級セーフティーリーダーの役割
  • 災害時とボランティアリーダーシップ
  • 災害対策の基本(上級編)
  • 情報収集・伝達と避難誘導(上級編)
  • 広域火災への備え
  • 地震災害の正しい知識と備え
  • 災害ボランティアの安全衛生
  • 災害時の医療活動
  • 災害からの復旧・復興(討議部分)
  • 災害ボランティアの図上訓練
  • 地域防災インストラクタープログラム
  • 地域でのアプローチ方法
実技部分(任意) 次の講習を受講前後に修了することを勧めていますが必修ではありません。
  • 消防署の応急手当普及員講習(3日間)


その他講座について

災害ボランティア活動、地域防災活動、防災教育等に関する講座のご依頼(企画・運営・アドバイス)や講師派遣を承っております。「講演・講師依頼」よりお問い合わせください。
なお、お問い合わせは実施希望日の1ヶ月~2ヶ月前までを目安にご連絡ください。
日程が迫ってからのご依頼の場合、ご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。

これまでの主なご依頼先と
ご依頼内容
(活動実績もご参照ください)
小学校 防災講話・防災教育・教員研修・訓練指導
中学校 防災講話・防災教育・教員研修・訓練指導
高校 防災講話・防災教育・教員研修・訓練指導
大学 災害ボランティア・防災講座、被災地派遣前研修
民間企業 社員研修・施設見学会
社会福祉協議会 災害ボランティア講習、災害ボランティアセンター講習、災害ボランティアコーディネーター講習 等
自主防災組織 地元セーフティリーダーによる講話・訓練指導
自治体 防災訓練企画運営・参加協力・講師派遣


基礎講座の教育方針

1.募集対象
「ボランティア活動に対し意欲のある人」
地域住民・学生・就業者など、幅広い立場での活動を視野に入れる。
2.講座レベル
「個人による災害事象への対応」が出来る能力の修得
「自らが被災者にならない」を目標とし、個人がわが身と家族、身近な人々の命を守るために必要な基礎的な知識・技能を想定。
3.活動の時期
「災害直後の応急時期」
行政や他からの応援が到着する以前、発災直後の個人レベルで生き残る努力をすべき時期に力点を置くが、復旧初期の簡易な救助活動、避難生活等も視野に入れる。
4.活動の範囲
「自分と家族など身の回りの人々の救命・救助」
災害救援ボランティアは、まず自分の身を守ることが基本であり、それが家族や身近な人々の救命・救助を可能にし、ひいては他地域への応援活動にも発展できるとの考えから”自分と身の回り”に重点を置く。
5.想定する災害
「大規模災害」
首都直下での大地震ほか、大規模な災害により行政が対応できず、災害発生時に個人レベルで対応しなければならない事象を想定。
6.上級講座
「基礎から上級へ、自分の周りから地域へ」
基礎講座を修了した【セーフティリーダー】の活動は、まず自分の身の回りから出発している。より高度な知識・技能の修得、ボランティアによる組織活動といったテーマは上級講座の課題としている。

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講師一覧講師一覧

平田 直


東京大学名誉教授
国立研究開発法人 防災科学技術研究所・参与
首都圏レジリエンス研究推進センター長

講演テーマ
(上級講座 担当)
  • 地震災害 正しい知識と備え

小井土 雄一


災害医療センター医師

講演テーマ
(上級講座 担当)
  • 災害時の医療活動

岡野谷 純


日本ファーストエイドソサエティ

講演テーマ
(上級講座 担当)
  • 災害ボランティアの安全衛生

坂本 光男(サカモト ミツオ)


元東京消防庁方面本部長

講演テーマ
(基礎講座・上級講座 担当)
  • 災害と防災対策の基本・基礎知識
  • 災害対策の基本~上級編

澤野 次郎(サワノ ジロウ)


災害救援ボランティア推進委員会 委員長

講演テーマ
(基礎講座・上級講座 担当)
  • 災害救援ボランティア活動の理論と原則

鈴木 唯一郎(スズキ タダイチロウ)


元東京消防庁部長

講演テーマ
(基礎講座・上級講座 担当)
  • 出火防止と初期消火
  • 広域火災への備え

吉井 博明(ヨシイ ヒロアキ)


東京経済大学コミュニケーション学部教授

講演テーマ
(基礎講座 担当)
  • 情報収集・伝達と避難誘導 グループワーク


申し込み方法申し込み方法

受講申込みはホームページ・FAX・郵送にてお受けしております。
FAX・郵送での受講申込みの場合、受講申込書をダウンロードし、下記までお送りください。

» 受講申込書(PDF)
» 受講申込書 記入例(PDF)

講座担当者からの連絡にはお時間をいただく場合もございます。
講座へのお申込みは余裕をもってご連絡ください。

ホームページからのお申し込み ホームページからのお申し込みは、受講申込フォームをご利用ください。
FAXでのお問い合わせ 03-3556-8217(本部事務局)
受付時間:24時間
郵送でのお問い合わせ 〒102-0073
東京都千代田区九段北1-15-2 九段坂パークビル3階
災害救援ボランティア推進委員会 本部事務局

【ご注意】
FAXの送信間違い(裏面を送ってしまう)が増えております。
FAXを送信する際は、必ず送信面をご確認下さい。
FAXを確かに送信したのに、受講資料・受講料振込み用紙等が直前(3日前くらい)になっても届かない場合は、お手数ですが事務局までご連絡下さい。 TEL:03-6822-9900


受講までの流れ(郵送またはFAXによる申し込みの場合)

流れ

講座の初日に振り込み受領書をお持ち下さい。受講券をお渡しします。

【個人情報に関して】
受申込書に記載された情報は、下記の目的で収集・利用させて頂きます。ご提供頂いた個人情報を目的の範囲を超えて利用する事はありません。

  1. 講座の運営に必要な事務作業
  2. 安全保険の加入手続き
  3. 救命講習の受講手続き