お知らせ

伊東市沖で地震が相次ぐ

17日夜から18日朝にかけて、静岡県伊東市の沖合いを震源とする大きな地震が2度相次ぎ、いずれも伊東市で震度5弱、伊豆の国市や小田原市等で震度3~4を観測した。地下のマグマ活動が原因とみられている。
<17日の地震>
22時45分頃に発生。推定M5.0。この地震に先立ち、周辺では小規模な群発性地震が発生していた。
<18日の地震>
8時45分頃に発生。推定M5.3。昨日の地震から50回以上の地震(有感・無感含む)があり、気象庁も同日未明の会見で今後最大深度5強の地震が起きる可能性を指摘していた。
<被害 ※18日午前現在>
水道管の破裂・断水等:32件。家屋の一部損壊:23件。他、道路等の被害が数件。怪我人が数人発生しているものの、死者は確認されていない。

広州市訪日視察団が来会

12月16日、中国・広州市(※)の行政機関職員から構成される「自然災害の救助と応急管理」訪日視察団(26名)が当委員会を訪問しました。同視察団は2008年の四川大地震で甚大な被害を出したことに示唆を受け、度々地震等の自然災害に見舞われている日本の防災や応急・復興体制を視察するため訪日。12月一杯をかけて国内の様々な行政機関や防災施設を訪問する予定です。その中で、民間団体である当委員会の講座・登録制度等の災害ボランティア推進活動体制に注目し、今回の訪問となりました。
当委員会の概要説明後の質疑応答では、「社会福祉分野へのSL活動の関わり」や「自治会等の地域組織との関係」、「災害が発生した際の本部とSLの連携」等の具体的な質問が次々と出され、防災やボランティアへの関心の高さが窺えました。また、最後には団長の肖 広英氏から「今まで訪問したなかで一番実りある内容でした」との挨拶もいただきました。

※広州市:広東省に属する中国第三の規模を誇る大都市。香港の北西に位置し、近年では国際都市としての一面も持つ。中国語では「广州」または「廣州」と表記する。

H21年度千代田区帰宅困難者避難訓練に参加します

千代田区では、「阪神・淡路大震災」を風化させない意味も含めて、毎年1月17日(防災とボランティアの日)に「帰宅困難者避難訓練」を実施しています。当会では、訓練が開始された平成15年度から例年、同訓練に参加しています。本年度は2010年1月15日(金)秋葉原駅周辺にて『外国人支援』を主要なテーマに、区・区内大学・社会福祉協議会等と連携して実践的な帰宅困難者支援訓練を行います。SLで参加をご希望の方は本部事務局までご連絡ください。一般の方は千代田区のホームページからお申し込みください。
http://www.bousai.city.chiyoda.lg.jp/disaster/info_020924.html