お知らせ

WHOが警戒レベルを5に引き上げ、世界的大流行を警戒

WHO(世界保健機関)は日本時間で30日午前5時に、新型インフルエンザへの警戒をレベル5、かなりの数の人-人感染の証拠がある引き上げ、世界各国に警戒と対策を呼びかけた。

WHOが警戒レベルを引き上げ、対策も本格化 (第2報)

WHO(世界保健機関)は日本時間で27日深夜、メキシコに端を発した新型インフルエンザへの警戒を「人から人への感染が確認され、小集団が感染」とする「レベル4」への引き上げを宣言した。同国では感染によって死亡した疑いのある人数が149名に達し、また、新たにロシアや韓国でも感染の疑いがある人が報告される等、拡大が続いている。その一方で、タミフル等の従来のインフルエンザ用医薬品によって感染から回復する人々が多いこともあり、渡航の全面禁止等の厳しい処置には至っていない。 (人数は28日正午現在)
 日本政府も警戒レベルの引き上げを受けて官邸に対策室を設置し、新型用のワクチン開発・生産を優先する等の対策を発表した。成田空港等の国際便が乗り入れる空港では、サーモグラフィ・カメラで利用者の体温をチェックする等、検疫が強化されている。

豚インフルエンザ、世界的流行に懸念 (第1報)

23日夜、メキシコ政府の保健相はテレビ放送を通じて、国内で新型インフルエンザが発生したとする声明を発表した。これにより同国では、学校の休校や劇場等の大衆施設の閉鎖、マスクやタミフル等の医療品が売り切れる等の事態となっている。WHO(世界保健機関)によると、メキシコで感染による死亡の疑いがある人数は103名に達した。
 また、メキシコへの渡航によるものとみられる感染の疑いが、フランスやイスラエル等数ヶ国にわたり報告されている。隣接するアメリカでは緊急事態宣言が発せられ、国内で5つの州・計20名の感染を確認した。 (人数は27日正午現在)

桜島で爆発的噴火

9日15時31分、鹿児島県桜島で爆発的な噴火が観測された。鹿児島地方気象台の発表によると、噴火したのは昭和火口で、噴煙は上空4000mに及び、噴石も火口から最大1300m付近まで飛散した。
 この噴火による被害は無いものの、風に乗った火山灰が約10キロ離れた鹿児島市まで及び、一時は視界が悪くなるほど降り注いだ。同市への大量降灰は2002年10月以来。

イタリア中部の地震、被害の拡大が続く

イタリア中部で6日に発生した地震は、負傷者1,500名以上、死者が235名に達するなど、被害が拡大している(8日12時現在)。約42時間ぶりに女性が救助される等の救出劇がある一方で、相次ぐ余震により新たに死者や建築物の崩壊が進むなど、予断を許さない状況が続いている。

イタリア中部で強い地震

イタリア中部で6日午前3時30分(日本時間午前10時30分)頃、マグニチュード6.3、震源の深さ10キロの強い地震があった。震源地はローマの北東約95キロ地点。
震源地に近いアブルッツオ州の州都・ラクイラでは、建物の倒壊等により多数の住民に被害がででいる模様。
中部では、5日からマグニチュード4クラスの地震が観測されていたという情報もある。

09年度防災教育チャレンジプランにSLの提案が採用

内閣府支援事業であり、当会の澤野事務局長も実行委員として協力している『防災教育チャレンジプラン』の2009年度実践団体に、静岡・沼津の石川SLを中心とする『日本沼津災害救援ボランティアの会(NVN)』と、学生SLによる『Safety Leder Students’ Network(SLS)』が選ばれました。NVNは『生命(いのち)に、まっすぐ!シルバーAEDトレーニング!』をテーマにシルバー世代と協力したAED講習やAEDマップ作りなどを行います。また、SLSは『帰宅困難者対策をテーマとする大学生向けのプログラムづくり』をテーマに、大学・大学生を対象に防災教育プログラムづくりに取り組みます。詳しくは防災教育チャレンジプランホームページ(http://www.bosai-study.net/)からご覧ください。
★お知らせ★
SLSでは帰宅困難者対策をテーマとする防災教育プログラムづくりに協力していただける方を募集しています。大学生、大学教職員、一般の方などSLでなくても結構です。「どんなプログラムか知りたい」「うちでも実施して欲しい」「プログラム作りに協力したい」など、お気軽にご相談ください。連絡先は sls.net@saigai.or.jp≪リスクマネジメント研究班宛≫ でお願いします。

気象庁が震度階級の改定版を発表

気象庁は3月31日、震度階級の改定版を発表した。昨年、東北地方で相次いだ地震の被害と震度階級の表現に差が生じていたことを受け、同年12月に委員会を設置し改定を進めていた。約14年間の運用で初の改定となる。
気象庁のホームページで改定版 及び 従来の震度階級との相対表等をダウンロードすることができる(PDF形式)。