宮﨑 賢哉(ミヤザキ ケンヤ)
災害救援ボランティア推進委員会 事務局 兼
防災教育チャレンジプラン実行委員会 事務局
都立高校教育支援コーディネーター
学校での防災教育活動や、取り組み事例について紹介します。
【自分たちに合った”防災教育”を探してみましょう!】
阪神・淡路大震災から15年もの月日が経とうとしています。この15年間、日本各地で様々な防災の取り組みが行われてきましたが、近年重要視されているのが震災の教訓を後世へとつなげる”防災教育”です。これからの社会を担う児童生徒にとって大変重要でありながら、時間的な制約や指導者不足などから、教育現場でなかなか取り入れづらく避難訓練がやっと、という状況だったのですが、ここ数年で大きな進展がありました。
今回は、皆さんが直面しそうな課題を例に、防災教育の事例をご紹介します。
Q.防災のための時間がなかなかとれないのですが、どうしたらいいですか?
A.1コマ(45分程度)でも出来る内容からはじめてみましょう!
こちら(防災教育チャレンジプラン事例集・新しいウィンドウが開きます)をご覧ください。45分からできる取り組みだけでも、こんなにたくさんの事例があります。119番や伝言ダイヤルの使い方、被災者のお話を聴くなど短い時間でも、重要なことを学ぶことができます。
Q.防災についてほとんど知らないのですが、指導できますか?
A.いろいろな教材を活用してみましょう!
たとえばこちら(各教科で学べる防災教育指導要領)はいかがでしょうか。
その他にも、カードゲーム形式の『クロスロード』などは、小学生~高校生、大学生と幅広く活用することができます。
Q.指導準備の時間もなく、講師を依頼する予算もないのですが・・・
A.市区町村防災課や最寄りの消防、ボランティア団体にお願いしてみましょう!
災害救援ボランティア推進委員会でも、コストパフォーマンスに優れた防災教育支援活動を行っています。また、防災教育チャレンジプラン実行委員会では防災教育に関する様々な取り組みを支援したり、実践事例を紹介したりしています。ぜひ、ご活用ください。
参考:防災教育活動の支援について(PDF.11KB)
防災教育チャレンジプラン
内閣府防災情報のページ