防災ミニ講座

第28回 気軽に楽しめる防災教育教材、防災ゲームの一覧

【サマリー】
阪神・淡路大震災以降、防災に関する教育教材やゲームにはいろいろな種類のものが開発されています。個人やNPO法人、民間企業、消防局や都道府県まで開発者も様々です。市販されている教材もあれば、無料でダウンロードできるものもあります。 本記事では、筆者が体験、指導経験があり、防災教育教材、ゲームとして有効性を確認しているものを一覧でまとめました。掲載についてのご意見やご要望、各種教材を使った研修等については「お問い合わせフォーム」よりお願いします。


学習テーマ別教材一覧

防災教育教材やゲームは、学習テーマや目的に合わせて使用することが重要です。それぞれ、主なテーマとしていること、前提条件や想定災害があります。

 

地震災害への備え、初動対応

・防災すごろくゲーム「GURAGURA TOWN」▶ NPO法人プラス・アーツ
・防災カードゲーム「なまずの学校」▶NPO法人プラス・アーツ
・災害対応シミュレーションゲーム「ダイレクトロード」▶神戸市消防局

 

風水害への備え、避難行動

・防災教育教材「避難行動訓練EVAG(豪雨災害編)」 ▶国土防災技術株式会社
・▶気象庁ワークショップ「経験したことのない大雨、その時どうする?」

 

避難所運営、避難誘導

・避難所運営ゲーム「HUG」 ▶(静岡県)

 

防災グッズの確認

・学校向け教材「うさぎ一家の防災グッズえらび」▶★EDUPEDIA掲載
・防災教育教材『カードで学ぶ非常持出袋』~大学生が考えた防災教育教材~▶神戸学院大学防災・社会貢献ユニット
・防災ビンゴ(東京臨海広域防災公園)

 

災害時のコミュニケーション、意思決定

・災害対応カードゲーム教材「クロスロード」▶チームクロスロード
・学校向け教材「災害時のコミュニケーションを学ぼう」▶★EDUPEDIA掲載

 

災害時の状況をシミュレーションする

・災害状況イメージトレーニングツール「目黒巻」▶東京大学生産技術研究所目黒研究室
・学校向け教材「災害状況を想像する力を身につけよう」▶防災ミニ講座

 

安全行動や様々なノウハウを学ぶ

・防災カードゲーム「シャッフル」▶(NPO法人プラス・アーツ)
・幼児向け防災教育用カードゲーム「ぼうさいダック」▶(一社)日本損害保険協会
・小学生向け防災教育プログラム「ぼうさい探険隊」▶(一社)日本損害保険協会
・学校向け教材「災害時のトイレアクションを考えよう」▶★EUPEDIA記事掲載

 

障がい者、災害時要配慮者の備え

・iPadを使った防災教育アプリ「スキナのセレク島」シリーズ ▶パステルハートプロジェクト
・「障害者の災害対策チェックキット」 ▶国立障害者リハビリテーションセンター研究所

 

教材集・事例集

・▶日本赤十字社による防災教育用教材、資料等
・▶東京防災及び防災ノート小学校~高校版、東京都
・▶「地域における防災教育の実践に関する手引き」、(一社)防災教育普及協会

 

※各教材の購入、ダウンロードについてご不明な点があれば弊会までお問い合わせください。

※「EDUPEDIA掲載」は『先生のための教育事典EDUPEDIA』に関連記事が掲載されています。教材や指導案、指導方法をダウンロードできますので、併せてご確認ください。 ▶ EDUPEDIAホームページ

 

体験イベントの様子

体験イベントの様子については、下記でご紹介していますので、教材やゲームの使用イメージを確認したい方はぜひご覧ください。
一般社団法人防災教育普及協会【イベントレポート】
東京臨海広域防災公園ブログ

 

教材やゲームの効果的な活用方法について

教材やゲームを活用するために重要なポイントや「アクティブ・ラーニング」についての記事をご参照ください。

第26回 防災教育とアクティブ・ラーニング
 



【筆者】 ※「防災ミニ講座」の内容は筆者の個人的な見解であり組織を代表するものではありません。
宮﨑賢哉(防災教育コンサルタント・社会福祉士)
 災害救援ボランティア推進委員会主任/(一社)防災教育普及協会事務局長
 (公財)日本法制学会防災福祉グループ長
在学中からセーフティリーダーとして被災地支援活動に参加。2005年(公財)日本法制学会入社。大学での災害救援ボランティア講座や防災教育を担当。防災教育コンサルタントとして都立公園運営管理や、社会福祉士としての活動にも取り組む。